专利摘要:
光を出射する第1光源と、第1光源から出射された光から同一面を介してホログラフィック情報記録媒体に入射される、互いに直交する偏光の信号光及び参照光を形成する偏光形成光学系と、信号光及び参照光をホログラフィック情報記録媒体内に集束させ、干渉紋によって情報を記録させる集束光学系と、信号光と参照光との焦点位置を合わせ、該信号光と参照光との経路差を調整するための調整光学系とを含むホログラフィック情報記録/再生装置である。
公开号:JP2011507136A
申请号:JP2010537844
申请日:2008-11-04
公开日:2011-03-03
发明作者:ジョン,テク−ソン;ペ,ジェ−チョル
申请人:サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド;
IPC主号:G11B7-135
专利说明:

[0001] 本発明は、ホログラフィック情報記録/再生装置に係り、さらに詳細には、信号光及び参照光が同一面に入射する単一面入射方式のホログラフィック情報記録/再生装置に関する。]
背景技術

[0002] ホログラフィックデータ・ストレージでの記録は、情報を干渉紋状に、フォトポリマーのように光度によって反応する材料に保存するものである。干渉紋は、2条のレーザ光を利用して形成する。すなわち、参照光と信号光とが互いに干渉して形成される干渉紋が、感光性記録媒体に化学的あるいは物理的な変化を起こして記録される。このように記録された干渉紋から情報を再生するためには、記録するときの光と類似した参照光を記録媒体に記録された干渉紋に照射する。この照射される参照光は、干渉紋によって回折され、これによって、信号光が復元されつつ情報が再生される。]
[0003] このようなホログラム技術を利用した記録方式には、ページ(page)単位で情報を記録/再生するボリューム・ホログラフィック方式と、単一ビット(single bit)で情報を記録/再生するマイクロ・ホログラフィック方式がある。ボリューム・ホログラフィック方式は、大規模な情報を同時に処理するという長所があるが、光学系が非常に精密に調整されねばならないために、一般消費者対象の情報保存装置として商用化され難い。]
[0004] 一方、マイクロ・ホログラフィック方式は、2筋の集光された光を焦点で干渉させて微細な干渉紋を形成するが、このような干渉紋を記録媒体平面上で位置移動させつつ多数を記録して層を形成し、このような層を記録媒体の深さ方向に重畳して記録することによって、記録媒体上に情報を三次元で記録する方式である。]
[0005] しかし、一般的なマイクロ・ホログラフィック方式の記録/再生装置は、記録媒体の両面に信号光のための光学系と、参照光のための光学系とをそれぞれ具備することになるが、このように、信号光及び参照光を記録媒体の両面に照射することは、光学系を複雑にして光学系の全体サイズを増大させる原因になる。さらに、かような両面照射方式を利用して干渉紋を形成するためには、信号光及び参照光が、ほぼ1μm以内の直径以内の領域に焦点が結ばれねばないので、各光学系は、高精度に整列されねばならないという困難さが伴う。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 本発明は、信号光及び参照光が同一面に入射する単一面(single side)入射方式のホログラフィック情報記録/再生装置を提供するものである。]
[0007] 本発明はまた、単一面に入射される信号光及び参照光のうち、少なくとも1光のスポット位置調節のためのチルト光学系と光路差調整光学系とのサイズと構成部品数とを減少させることができる単一面入射方式のホログラフィック情報記録/再生装置を提供するものである。]
課題を解決するための手段

[0008] 本発明の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置は、光を出射する第1光源と、前記第1光源から出射された光から同一面を介してホログラフィック情報記録媒体に入射される、互いに直交する偏光の信号光及び参照光を形成する偏光形成光学系と、前記偏光された信号光及び参照光を前記ホログラフィック情報記録媒体内に集束させ、干渉紋によって情報を記録させる集束光学系と、前記偏光された信号光と参照光との焦点位置を合わせ、該偏光された信号光と参照光との経路差を調整するための調整光学系とを含み、前記調整光学系は、前記ホログラフィック情報記録媒体に照射される前記偏光された信号光と参照光との焦点位置を合わせるための第1調整部材と、前記偏光された参照光と信号光との経路差を調整するための第2調整部材と、前記第1光学系から入射される互いに直交する偏光の信号光及び参照光を、偏光によって2つの経路に分離し、前記偏光された信号光を前記第1調整部材に向かわせ、前記偏光された参照光を前記第2調整部材に向かわせる偏光分離素子とを含むことができる。]
[0009] 前記第1調整部材は、入射光の反射角度を二次元的に調整することができる二次元チルトミラーでありうる。]
[0010] 前記第2調整部材は、入射光の光路長を調整することができる並進ミラー(translation mirror)でありうる。]
[0011] 前記第1調整部材は、入射光の反射角度を調整することができる一次元チルトミラーでありうる。]
[0012] このとき、前記第2調整部材は、入射光の光路長を調整することができ、前記第1調整部材とは異なる方向に入射光の反射角度を調整することができる並進/一次元チルトミラーを含むことができる。]
[0013] 前記調整光学系の偏光分離素子は、偏光ビームスプリッタであり、前記偏光分離素子と前記第1調整部材との間に第1 1/4波長板、前記偏光分離素子と前記第2調整部材との間に第2 1/4波長板をさらに含むことができる。]
[0014] 前記第1調整部材には、偏光された信号光が入射され、前記第2調整部材には、偏光された参照光が入射されうる。]
[0015] 前記ホログラフィック情報記録媒体は、記録層及び反射層を具備し、前記集束光学系は、前記偏光された信号光は、前記ホログラフィック情報記録媒体の記録層を経て反射層で反射された後、前記記録層内に集光させ、前記偏光された参照光は、前記記録層を通過したり、または記録層で反射されることなしに、前記記録層内に直ちに集光させることができる。]
[0016] 前記偏光形成光学系は、記録モード時には、前記第1光源から出射された光の偏光を、直交する2つの偏光を含むように変え、再生モード時には、前記第1光源から出射された光を偏光変化なしにそのまま通過させる能動型偏光変換素子を具備できる。]
[0017] 前記偏光形成光学系は、前記能動型偏光変換素子によって互いに直交する偏光に形成された信号光及び参照光の光路を分離して進行させた後でその光路を結合し、前記調整光学系に入射させることができる。]
[0018] 前記偏光形成光学系は、前記能動型偏光変換素子側から入射される光を、偏光によって第1光及び第2光に分離する第1光路変換器と、前記第1光路変換器によって分離された第1光及び第2光が交差する位置に配され、入射される光を、偏光によって分離する第2光路変換器と、前記第1光路変換器によって分離された第1光及び第2光を前記第2光路変換器に交差するように入射させるように、第1光及び第2光の光路を折り曲げる第1ミラー及び第2ミラーと、前記第1光及び第2光がいずれも前記第2光路変換器で交差するように透過または反射するように、前記第1光及び第2光のうち1つの光の経路上の前記第2光路変換器両側に配され、1線偏光を他の偏光に変化させ、前記第1光及び第2光が同一偏光状態で、前記第2光路変換器を通過させる第1 1/2波長板及び第2 1/2波長板と、前記第2光路変換器を経由した第1光及び第2光の経路を一つにするための光路結合ユニットとを含むことができる。]
[0019] 前記第1光及び第2光のうち一つは信号光、他の一つは参照光でありうる。]
[0020] 前記光路結合ユニットは、前記第2光路変換器側から入射される光は無条件反射させる第3光路変換器と、前記第1光及び第2光のうち、前記第2光路変換器から前記第3光路変換器に向かわない光の経路を折り曲げ、第1光及び第2光を交差させる第3ミラーと、前記第3光路変換器及び第3ミラーによって交差するように入射される互いに異なる偏光の第1光及び第2光の経路を結合させる第4光路変換器とを含むことができる。]
[0021] 前記第1 1/2波長板及び第2 1/2波長板のうち、前記第1光路変換器から前記第2光路変換器に入射される第1光または第2光が前記第2光路変換器を経由した後に出合う1/2波長板は、再生モード時には、入射される光を偏光変化なしにそのまま通過させるように動作される能動型波長板でありうる。]
[0022] 前記集束光学系は、対物レンズを含むことができる。]
[0023] 前記集束光学系は、前記偏光された信号光及び参照光の焦点位置を、前記ホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って可変させる焦点可変レンズユニットをさらに含むことができる。]
[0024] 前記焦点可変レンズユニットは、それぞれ信号光及び参照光が独立して進行する経路上に配される第1焦点可変レンズユニット及び第2焦点可変レンズユニットを含むことができる。]
[0025] 前記対物レンズと調整光学系との間に入射光の偏光を変える波長板をさらに具備し、再生モード時に、前記ホログラフィック情報記録媒体から再生された再生光を受光する光検出器をさらに含むことができる。]
発明の効果

[0026] 本発明によれば、単一面に入射される信号光及び参照光のうち、少なくとも1光のスポット位置調節のためのチルト光学系と光路差調整光学系とのサイズと、構成部品数とを減少させることができる単一面入射方式のホログラフィック情報記録/再生装置を実現できる。]
図面の簡単な説明

[0027] 本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の光学的構成を概略的に示す図である。
図1の調整光学系の他の実施形態を示す図である。
本発明のホログラフィック情報記録/再生装置に採用される反射型ホログラフィック情報記録媒体の一例を示す図である。
記録モードで、図3のホログラフィック情報記録媒体に信号光及び参照光が照射される光路を概略的に図示した図である。
図4のA領域を拡大した図である。
ホログラフィック情報記録媒体に入射された信号光と参照光との偏光状態の一例を示す図である。
再生モード時に、ホログラフィック情報記録媒体に入射される光の光路及び偏光状態の一例を示す図である。
サーボ検出のためにホログラフィック情報記録媒体に入射された光の光路及び偏光状態の一例を示す図である。] 図1 図3 図4
実施例

[0028] 以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置について詳細に説明する。以下の実施形態は、本発明の範囲を限定するものではなく、例示的に示しただけである。以下の図面で同一参照符号は、実質的に同一または類似の機能を行う同一構成要素を示す。]
[0029] 本発明のホログラフィック情報記録/再生装置は、単一面入射方式でホログラフィック情報記録媒体に情報を記録し、記録された情報を再生するための装置であって、ホログラフィック情報記録媒体の同一面を介して信号光及び参照光を照射する光学的構成を含み、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置に採用されるホログラフィック情報記録媒体は、記録層及び反射層を具備する反射型ホログラフィック情報記録媒体である。]
[0030] 反射型ホログラフィック情報記録媒体のチルト(tilt)によって、反射層で反射される信号光の焦点位置が変わる。従って、参照光と信号光とを一致させるために、対物レンズに入射する前に、参照光及び信号光のうち、少なくとも1光の入射角度を変更し、スポット(spot)の位置を調節せねばならない。かかる目的のために、例えば、二次元的にチルト可能なミラーを2光のうち一方の経路に挿入しなければならない。また、光源として可干渉距離が短いレーザダイオード(LD)を使用する場合、干渉紋(interference pattern)が記録される層を記録媒体の深さ方向に重畳して記録することによって、情報を三次元で記録するために、深さ方向に記録層内での光の焦点位置を変化させていくことによって、2光の経路差が発生して干渉紋の強度が変わる。これを補償するためには、2光のうち一方の光の経路差を調節できる光学系が必要である。]
[0031] 本発明の単一面入射方式のホログラフィック情報記録/再生装置は、参照光及び信号光のうち、少なくとも1光の入射角度を変更してスポットの位置を調節するチルト光学系と、情報を三次元で記録するとき、信号光と参照光との光路差が可干渉範囲内になって良好な干渉紋形成を可能にする光路差調節光学系とを含む。]
[0032] 図1は、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の光学的構成を概略的に示し、図2は、図1の調整光学系の他の実施形態を示し、図3は、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置に採用される反射型ホログラフィック情報記録媒体の一例を示す図である。図1では、信号光(Ls)、参照光(Lref)、再生光(Lr)、サーボ具現に使われる光(Lser)、ホログラフィック情報記録媒体300で反射されて戻ってくるサーボ情報を含む光(Lser’)の光路を例示的に示している。] 図1 図2 図3
[0033] 図1を参照するに、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置は、所定波長の光を出射する第1光源10と、記録モード時に、第1光源10から出射された光から同一面を介してホログラフィック情報記録媒体300に入射される互いに直交する偏光の信号光(Ls)と参照光(Lref)とを形成する偏光形成光学系50と、前記信号光(Ls)と参照光(Lref)とをホログラフィック情報記録媒体300内に集束させ、干渉紋によって情報を記録させる集束光学系と、信号光(Ls)と参照光(Lref)との焦点位置を合わせ、該信号光(Ls)と該参照光(Lref)との経路差を調整するための調整光学系100とを含む。一方、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置は、サーボ情報を読むためのサーボ光学系200をさらに含むことができる。しかし、図1に図示されているように、サーボ光学系は、本発明の実施形態にいずれも含まれる必要はない。本発明の他の実施形態によれば、ホログラフィック情報記録/再生装置は、付加的及び/または他の構成要素を含むことができる。同様に、前記の構成要素のうち2以上の機能は、単一ユニットに統合されうる。] 図1
[0034] 以下、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置が、サーボ情報を読み取るためのサーボ光学系200を含む場合を例にとって説明する。]
[0035] 第1光源10は、おおむね1つの線偏光の光を放出できる。第1光源10としては、例えば、青色光を放出するレーザダイオード(LD)が採用されうる。第1光源10は、記録モードでは、記録しようとする情報によって、変調された、例えば、P偏光の光(L)を放出し、再生モードでは、変調されていないP偏光の光(L)を放出するように動作できる。]
[0036] 第1光源10から出射された光は、コリメーティングレンズ15によってコリメーティングされ、偏光形成光学系50に入射される。以下で説明する偏光形成光学系50の構成は例示的なものであり、本発明がこれに限定されるものではなく、多様に変形されうる。]
[0037] 偏光形成光学系50は、第1光源10から出射された光の偏光を、互いに直交する2偏光を含むように変える第1偏光変換素子51を具備する。]
[0038] 第1偏光変換素子51としては、能動型偏光変換素子を具備できる。例えば、第1偏光変換素子51としては、能動型1/2波長板(active half wave plate)や能動型1/4波長板(active quarter wave plate)のような能動型波長板が採用されうる。能動型波長板を適用した場合、第1偏光変換素子51は、記録モードで、波長板として機能を行い、第1光源10から放出になった光を互いに直交する2つの線偏光を含むように変換させ、再生モードでは、波長板としての機能を行わず、第1光源10から放出された光をそのまま通過させることができる。第1偏光変換素子51を通過しつつ、2つの線偏光を含むように変換された光のうち1つの線偏光、例えば、S偏光の光は、信号光(Ls)として使われ、他の線偏光、例えば、P偏光の光は、参照光(Lref)として使われうる。]
[0039] ここで、能動型波長板は、電圧が印加されれば整列されて光学軸を有することになる液晶の複屈折特性を利用する液晶素子でありうる。たとえば、能動型1/2波長板に電圧が印加された場合、入射される所定線偏光の光の偏光方向と、能動型1/2波長板の光学軸、特に、速い軸とが45°以外の角度になれば、入射される光は、能動型1/2波長板を通過しつつ偏光方向が回転され、互いに直交する2つの線偏光成分、すなわち、S偏光成分とP偏光成分とを有する光に変換される。このように、偏光変換によって得られたS偏光成分の光とP偏光成分の光は、記録モードで、それぞれ信号光(Ls)並びに参照光(Lref)として使われうる。能動型1/4波長板の場合、電圧が印加されれば、入射される所定線偏光の光は、その偏光方向が能動型1/4波長板の光学軸と45°の角度をなすならば、円偏光の光に偏光変換される。かような円偏光の光は、互いに直交する2つの線偏光の偏光成分を有しているので、各線偏光成分を信号光(Ls)並びに参照光(Lref)として使用できる。]
[0040] 偏光形成光学系50は、第1偏光変換素子51によって互いに直交する偏光に形成された信号光(Ls)及び参照光(Lref)の光路を分離して進行させた後でその光路を結合し、調整光学系100に入射させる光学的構成をさらに含むことができる。すなわち、偏光形成光学系50は、第1光路変換器52及び第2光路変換器58、第1ミラー53及び第2ミラー54、第1 1/2波長板57及び第2 1/2波長板59、光路結合ユニットを含むことができる。また、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置で、集束光学系は、対物レンズ20を含むことができ、信号光(Ls)及び参照光(Lref)の焦点位置を、ホログラフィック情報記録媒体300の深さ方向に沿って可変させる少なくとも1つの焦点可変レンズユニットをさらに含むことができる。該焦点可変レンズユニットは、信号光(Ls)及び参照光(Lref)が独立して進行する経路上にそれぞれ配された第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56を含むことができる。図1では、例示的に第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56が、第1光路変換器52及び第2光路変換器58間の信号光(Ls)及び参照光(Lref)の経路上にそれぞれ配された例を示している。] 図1
[0041] 第1光路変換器52は、第1偏光変換素子51側から入射される光を、偏光によって信号光(Ls)及び参照光(Lref)に分離する。第2光路変換器58は、第1光路変換器52によって分離された信号光(Ls)及び参照光(Lref)が交差する位置に配される。]
[0042] 第1光路変換器52で分岐された信号光(Ls)及び参照光(Lref)は、それぞれ第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56を経て、第2光路変換素子58に入射される。第1光路変換素子52及び第2光路変換素子58としては、偏光選択性光路変換素子である偏光ビームスプリッタが採用されうる。]
[0043] 第1ミラー53及び第2ミラー54は、第1光路変換器52によって分離された信号光(Ls)及び参照光(Lref)が、第2光路変換器58に互いに交差して入射されるように、信号光(Ls)及び参照光(Lref)の光路を折り曲げる。]
[0044] 第1 1/2波長板57及び第2 1/2波長板59は、前記信号光(Ls)及び参照光(Lref)が、いずれも第2光路変換器58で交差するように透過または反射するように、前記信号光(Ls)及び参照光(Lref)のうち1つの光の経路上の第2光路変換器58両側に配され、1つの線偏光を他の偏光に変化させ、前記信号光(Ls)及び参照光(Lref)を同一偏光状態で、第2光路変換器58を通過させる。図1では、第1 1/2波長板57及び第2 1/2波長板59が、信号光(Ls)及び参照光(Lref)が第2光路変換器58をいずれも透過するように配された例を示している。] 図1
[0045] 以下、第1光路変換器52及び第2光路変換器58が、P偏光の光は透過させてS偏光の光は反射させるように設けられ、第1光路変換器52で反射されたS偏光の光を信号光(Ls)、透過されたP偏光の光を参照光(Lref)として使用すると仮定して残りの構成を説明するが、これは、例示的に説明するものであり、本発明がこれに限定されるものではない。すなわち、本発明の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置は、第1光路変換器52で反射されたS偏光の光を参照光(Lref)、透過されたP偏光の光を信号光(Ls)として使用するように、光学的に構成されもする。また、第1光路変換器52がP偏光の光を反射させ、S偏光の光を透過させるように設けられ、これに合わせて残りの光学的構成がなされもする。かような多様な変形例及び実施形態については、本願の特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想、及び図1を参照した本発明の一実施形態についての説明から、本技術分野で当業者であるならば十分に類推できるので、その詳細な説明を省略する。] 図1
[0046] 第2光路変換器58がP偏光の光は透過させ、S偏光の光は反射させるように設けられた場合、S偏光の信号光(Ls)が入射される第2光路変換器58の前に、S偏光の信号光(Ls)をP偏光に変換させる第1 1/2波長板57を配し、その反対側には、第2 1/2波長板59を配することができる。]
[0047] 第1光路変換器52から第2光路変換器58に入射される光が、第2光路変換器58を経由した後に出合う第2 1/2波長板59は、再生モード時には、入射される光を偏光なしにそのまま通過させるように動作される能動型波長板を具備することが望ましい。すなわち、第2 1/2波長板59としては、能動型1/2波長板を具備することが望ましい。]
[0048] 第1光路変換器52で反射されたS偏光の信号光(Ls)は、第1 1/2波長板57でP偏光に変わり、第2光路変換器58を透過して第2 1/2波長板59に入射される。第2 1/2波長板59は、記録モード時には、1/2波長板として機能を行うように動作され、入射されるP偏光の信号光(Ls)をS偏光に変換する。第2 1/2波長板59は、再生モード時には、波長板としての機能を行わず、再生光(Lr)の経路図示から分かるように、ホログラフィック情報記録媒体300からの再生光(Lr)をそのまま通過させることができる。従って、再生光(Lr)は、第2光路変換器58で反射されることになる。]
[0049] 第1焦点可変レンズユニット55は、信号光(Ls)のホログラフィック情報記録媒体300内の焦点位置を、深さ方向に可変させるものであり、複数のレンズ55a,55bを含む。第2焦点可変レンズユニット56は、参照光(Lref)のホログラフィック情報記録媒体300内の焦点位置を、深さ方向に可変させるものであり、複数のレンズ56a,56bを含む。第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56それぞれの少なくとも1枚のレンズ、例えば、レンズ55a,56aは、光軸方向に移動自在に設けられ、駆動部(図示せず)によって駆動されるようになっている。第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56は、それぞれ信号光(Ls)及び参照光(Lref)のホログラフィック情報記録媒体300内の焦点位置を深さ方向に可変させることによって、情報が書き込まれる情報面が多層に形成されうるようにする。]
[0050] 第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56、2枚のミラー53,54、第1 1/2波長板57及び第2
1/2波長板59、第2光路変換器58は、信号光(Ls)と参照光(Lref)との焦点位置を互いに独立して調整し、再生光(Lr,Lr)の光路を確保するために設けられたものである。本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置は、信号光(Ls)または参照光(Lref)の光路上に、1つの焦点可変レンズユニットだけを具備し、2枚のミラー53,54、第1 1/2波長板57及び第2 1/2波長板59、第2光路変換器58がない構造を有することもできる。]
[0051] 一方、前記光路結合ユニットは、第2光路変換器58を経由した信号光(Ls)及び参照光(Lref)の経路を一つにするものであり、例えば、第2光路変換器58側から入射される光は無条件反射させる第3光路変換器61と、前記信号光(Ls)及び参照光(Lref)のうち、第2光路変換器58から第3光路変換器61に向かわない光、例えば、信号光(Ls)の経路を折り曲げ、信号光(Ls)及び参照光(Lref)を交差させる第3ミラー60と、第3光路変換器61、及び第3ミラー60によって交差するように入射される互いに異なる偏光の信号光(Ls)及び参照光(Lref)の経路を結合させる第4光路変換器63とを含むことができる。]
[0052] 第2光路変換器58を透過したP偏光の参照光(Lref)は、第3光路変換器61に入射される。サーボ光学系200を具備する場合、第3光路変換器61は、波長選択性ビームスプリッタであることが望ましい。後述するように、サーボ光学系200に適用される光は、ホログラム記録/再生のために使われる第1光源10の波長とは異なる光が使われることが望ましい。従って、サーボ光学系200を具備する場合、第3光路変換器61は、例えば、第1光源10から出射された光を偏光に関係なくしていずれも反射させ、サーボ光学系200の第2光源210から出射された光を、偏光に関係なくしていずれも透過させるようにすることができる。サーボ光学系200を具備しない場合には、第3光路変換器61として、単純なミラーなどを使用することもできる。]
[0053] 第3光路変換器61を経由するP偏光の参照光(Lref)と、第1 1/2波長板57でP偏光に変わり、第2光路変換器58を透過して第2 1/2波長板59を通過しつつS偏光に変わった信号光(Ls)は、第4光路変換器63によって、その経路が一つになる。]
[0054] 第2 1/2波長板59を通過したS偏光の信号光(Ls)は、第3ミラー60によって反射されて経路が折れ、第4光路変換器63に入射される。]
[0055] 第4光路変換器63としては、第1光源10から出射された光は偏光によって透過や反射をさせ、サーボ光学系200の第2光源210から出射された光については、偏光に関係なくして透過させる波長/偏光選択性偏光ビームスプリッタを具備できる。]
[0056] 第4光路変換器63は、例えば、第3光路変換器61側から入射されるP偏光の参照光(Lref)と、サーボ光学系200の第2光源210から出射された光とを透過させ、第2 1/2波長板59側から、第3ミラー60によって経路が折れて入射されるS偏光の信号光(Ls)は反射させる。ここで、サーボ光学系200と、第3光路変換器61とを、第3ミラー60とその位置を変えて配することもでき、その場合、第4光路変換器63は、第3光路変換器61側から入射されるP偏光の参照光(Lref)と、サーボ光学系200の第2光源210から出射されたサーボ光とを反射させ、第2
1/2波長板59側から、第3ミラー60によって経路が折れて入射されるS偏光の信号光(Ls)は透過させることができる。]
[0057] 調整光学系100は、第4光路変換器63側から入射される信号光(Ls)及び参照光(Lref)のうち、少なくとも1光の対物レンズ20に入射される角度を調整し、信号光(Ls)及び参照光(Lref)の経路差を調整し、対物レンズ20を経てホログラフィック情報記録媒体300側に進行させる。]
[0058] 調整光学系100は、ホログラフィック情報記録媒体300内での信号光(Ls)と参照光(Lref)との焦点位置を合わせるための第1調整部材109と、前記参照光(Lref)と信号光(Ls)との経路差を調整するための第2調整部材105と、偏光形成光学系50から入射される互いに直交する偏光の信号光(Ls)及び参照光(Lref)を、偏光によって2つの経路に分離し、第1調整部材109及び第2調整部材105に向かわせる偏光分離素子101とを含む。]
[0059] 偏光分離素子101としては、例えば、偏光ビームスプリッタを具備できる。この場合、調整光学系100は、互いに直交する偏光の信号光(Ls)及び参照光(Lref)が、第1調整部材109及び第2調整部材105で反射された後、偏光分離素子101によってその経路が一つになって対物レンズ20側に進行できるように、第1調整部材109と偏光分離素子101との間、第2調整部材105と偏光分離素子101との間にそれぞれ入射される線偏光を円偏光に変える1/4波長板107,103をさらに含むことが望ましい。]
[0060] 第1調整部材109は、入射光の反射角度を調整し、光が対物レンズ20に入射される角度を調整することができるチルトミラーでありうる。例えば、第1調整部材109は、入射光の反射角度を二次元的に調整することができる二次元チルトミラーでありうる。第2調整部材105としては、信号光(Ls)と参照光(Lref)とが可干渉距離内で重畳されるように、入射光の光路長を調整することができる並進ミラー(translation mirror)を具備できる。前記チルトミラー及び並進ミラーは、それぞれ駆動部(図示せず)によって駆動される。]
[0061] 第1調整部材109として、二次元チルトミラーを具備する場合、調整光学系100は、信号光(Ls)を第1調整部材109に入射させるように構成され、信号光(Ls)の対物レンズ20に入射されるように調整することによって、信号光(Ls)と参照光(Lref)とのフォーカス位置を合わせることが望ましいが、その理由は、次の通りである。]
[0062] 参照光(Lref)は、ホログラフィック情報記録媒体300内の記録位置に直接的にフォーカスされる一方、信号光(Ls)は、ホログラフィック情報記録媒体300の反射層で反射された後、前記記録位置にフォーカスされるとき、信号光(Ls)が参照光(Lref)に比べてホログラフィック情報記録媒体300のチルトに敏感に反応する。また、レンズ光学系の有効開口数が大きい場合、フォーカスされる光は、ホログラフィック情報記録媒体300のチルトに影響を多く受ける。]
[0063] 従って、信号光(Ls)に係わるレンズ光学系(例えば、第1焦点可変レンズユニット55及び対物レンズ20)の有効開口数は、参照光(Lref)に係わるレンズ光学系(例えば、第2焦点可変レンズユニット56及び対物レンズ20)の有効開口数と同じであるか、またはそれより小さく、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置のレンズ光学系が構成される必要がある。]
[0064] このようにレンズ光学系が構成されれば、信号光(Ls)が対物レンズ20に入射される角度調整に取り立てて敏感でなくなるので、信号光(Ls)の入射角度を調整し、信号光(Ls)と参照光(Lref)とのフォーカス位置を合わせることが有利である。]
[0065] 従って、調整光学系は、第1調整部材109には、信号光(Ls)が入射され、第2調整部材105には、参照光(Lref)が入射されるように構成されうる。]
[0066] 第4光路変換器63側から調整光学系100の偏光分離素子101に、S偏光の信号光(Ls)とP偏光の参照光(Lref)とが入射される。従って、偏光分離素子101は、例えば、S偏光の信号光(Ls)は反射させて第1調整部材109に向かわせ、P偏光の参照光(Lref)は透過させて第2調整部材105に向かわせることができる。]
[0067] この場合、偏光分離素子101で反射されたS偏光の信号光(Ls)は、1/4波長板107によって1つの円偏光に変わり、第1調整部材109で反射されつつ直交する他の円偏光に変わる。該他の円偏光は、1/4波長板107を通過しつつP偏光になり、該P偏光の信号光(Ls)は、偏光分離素子101を透過する。]
[0068] また、偏光分離素子101を透過したP偏光の参照光(Lref)は、1/4波長板103によって1つの円偏光に変わり、第2調整部材105で反射されつつ直交する他の円偏光に変わる。該他の円偏光は1/4波長板103を通過しつつS偏光になり、該S偏光の参照光(Lref)は、偏光分離素子101で反射され、P偏光の信号光(Ls)とその経路が一つになって対物レンズ20側に進む。]
[0069] 従って、記録モード時に、対物レンズ20側には、S偏光の参照光(Lref)及びP偏光の信号光(Ls)が照射される。]
[0070] また、再生モード時には、第1偏光変換素子51が波長板として機能を行わないようにオフ(OFF)されるので、対物レンズ20側にはにS偏光の参照光(Lref)だけ照射される。]
[0071] 前記の通り、調整光学系100は、二次元チルトミラーからなる第1調整部材109によって、ホログラフィック情報記録媒体300のチルトなどによって、反射層340(図3)で反射される信号光(Ls)の焦点位置が変わるとき、対物レンズ20に入射する前に、参照光(Lref)及び信号光(Ls)のうち、いずれか1光の入射角度を変更し、ホログラフィック情報記録媒体300内で、参照光(Lref)と信号光(Ls)との焦点を一致させることができる。] 図3
[0072] また、並進ミラーからなる第2調整部材105によって、干渉紋が記録される層をホログラフィック情報記録媒体300の深さ方向に重畳して記録することによって、情報を三次元で記録するために、深さ方向に記録層内での信号光(Ls)及び参照光(Lref)の焦点位置を変化させていくことによって、発生する信号光(Ls)と参照光(Lref)との経路差を補償できる。]
[0073] かような第2調整部材105によって、第1光源10として、可干渉距離が短いレーザダイオードを使用する場合にも、信号光(Ls)と参照光(Lref)との光路差が可干渉範囲内になるようにすることができ、経路差に起因して干渉紋の強度が変化する問題点を改善でき、良好な干渉紋形成が可能になる。]
[0074] 一方、図2は、調整光学系100の他の実施形態を示す図である。図2のように、調整光学系100は、第1調整部材130として、入射光の反射角度を調整することができる一次元チルトミラーを具備し、第2調整部材120として、入射光の光路長を調整することができ、第1調整部材109とは異なる方向に、入射光の反射角度を調整することができる並進/一次元チルトミラーを具備することもできる。] 図2
[0075] 光路差調整は、層間移動時には、可干渉距離を合わせるために必要であり、チルトミラーの駆動は、単一層内での記録または再生の間に使われるので、チルトと並進とは別途に駆動され、一次元チルトと一次元並進との機能を1つの素子で具現することは、二次元チルトミラーを製作することに比べて簡単であるので、一次元チルトミラーと並進/一次元チルトミラーとを含むように、調整光学系100を構成することは、十分なメリットがある。]
[0076] 再び図1を参照するに、対物レンズ20は、記録/再生用光である信号光(Ls)及び参照光(Lref)または再生光(Lr)をホログラフィック情報記録媒体300の所定領域に集光させるレンズである。前述のように、第1焦点可変レンズユニット55及び第2焦点可変レンズユニット56によって、信号光(Ls)及び参照光(Lref)に対する対物レンズ20での焦点距離が異なりうる。参照光(Lref)の焦点距離を信号光(Ls)の焦点距離より短くし、参照光(Lref)が記録層360(図4)の1つの焦点F(図4)に直接集光させ、信号光(Ls)は、反射層340(図4)によって反射された後、記録層360の前記焦点Fに集光される。かような光学設計は、光学素子間の具体的な位置関係、ホログラフィック情報記録媒体300の具体的なスペックによって異なりうる。] 図1 図4
[0077] 一方、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置は、対物レンズ20と調整光学系100との間に、入射光の偏光を変える波長板、例えば、1/4波長板25、ホログラフィック情報記録媒体300に記録されたホログラムを再生した再生光(Lr)を受光する第1光検出器30をさらに含むことができる。1/4波長板25は、記録モード時に、調整光学系100側から入射されるS偏光の参照光(Lref)及びP偏光の信号光(Ls)を互いに直交する円偏光に変える。また、1/4波長板25は、再生モード時には、調整光学系100側から入射されるS偏光の参照光(Lref)を1つの円偏光に変える。]
[0078] 第1光検出器30は、再生モード時、第1光源10から出射されてホログラフィック情報記録媒体300に参照光(Lref)が照射されるとき、該ホログラフィック情報記録媒体300から、ホログラムを再生した再生光(Lr)が図1に示した帰還経路に沿って進行し、第1光路変換器52で分離され、第1光検出器30に受光されるように配されうる。第1光検出器30と第1光路変換器52との間には、再生光(Lr)が適正サイズで第1光検出器30に集光されるようにする検出レンズ35がさらに備わりうる。] 図1
[0079] 1/4波長板25の存在によって、再生時に、ホログラフィック情報記録媒体300で再生された再生光(Lr)は、P偏光状態で調整光学系100側に入射される。再生モード時に、第2 1/2波長板59は、波長板として機能を行わないように、オフ(OFF)されるので、再生光(Lr)は、図1に示した光路を経て、第1光検出器30に受光される。] 図1
[0080] 一方、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置は、前述のように、サーボ光学系200をさらに含むことができる。後述するように、本発明のホログラフィック情報記録/再生装置に使われるホログラフィック情報記録媒体300は、サーボ層320(図4)を具備できるが、サーボ光学系200は、サーボ層320に記録されたサーボ情報を読み取るためのものである。] 図4
[0081] サーボ光学系200は、第2光源210、第5光路変換器230、第2光検出器270を含むことができる。また、サーボ光学系200は、第2コリメーティングレンズ240及び第3焦点可変レンズユニット250をさらに含むことができる。]
[0082] 第2光源210は、サーボ具現に使用する光を放出するものであり、記録/再生用の第1光源10の出射光とは異なるものであり、例えば、赤色光を放出する半導体レーザダイオードが採用されうる。]
[0083] 第2光源210は、一方向の線偏光の光を放出することが望ましい。第2光源210から出射された光は、前述した調整光学系100を経て、対物レンズ20側に進行することになるが、このとき、サーボ具現のためにホログラフィック情報記録媒体300に照射される光は、チルトミラーとして機能を行う第1調整部材109よりは、並進ミラーとして機能を行う第2調整部材105を経由することが望ましい。従って、前述の偏光形成光学系50及び調整光学系100を考慮すれば、第2光源210は、P偏光の光を出射させることができる。]
[0084] 第5光路変換器230は、第2光源210側から入射される光と、ホログラフィック情報記録媒体300で反射されるサーボ情報を含む光とを、偏光方向によって分離できるように、例えば、P偏光の光は透過させ、S偏光の光は反射させるような偏光選択性ビームスプリッタを具備できる。]
[0085] サーボ光学系200は、第2光源210と第5光路変換器230との間に、回折格子220をさらに具備できる。この回折格子220は、第2光源210から放出された光を0次回折光と、±1次回折光とに回折させ、3ビーム法、差動プッシュプル法などを利用したサーボエラー信号検出を可能にする。第2コリメーティングレンズ240は、第2光源210から放出された光を平行光にコリメーティングする。]
[0086] 第3焦点可変レンズユニット250は、サーボ光のホログラフィック情報記録媒体300内の焦点位置を深さ方向に可変させるものであり、複数枚のレンズ251,255を含み、少なくとも1枚のレンズ251は、光軸方向に移動自在に設けられ、駆動部(図示せず)によって駆動されるようになっている。第5光路変換器230と第2光検出器270との間には、第2検出レンズ260をさらに具備できる。この第2検出レンズ260は、第2光検出器270で反射されたサーボ情報を含む光の光スポットが適正に結ばれるようにするものであり、例えば、非点収差法によってフォーカスエラー信号検出が可能なように、非点収差レンズが採用されうる。]
[0087] 第2光検出器270は、複数の光検出部を具備し、ホログラフィック情報記録媒体300のサーボ層320(図4)に込められたサーボ情報やサーボエラー信号を検出できるようにする。前述のサーボ光学系200は、記録/再生用光の波長と異なる波長の光を利用する場合に係わる例示的な光学系であり、本発明は、これに限定されるものではない。] 図4
[0088] 図3は、本発明の実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置に使われるホログラフィック情報記録媒体300の一例を概略的に示す図である。図3に図示されたホログラフィック情報記録媒体300は、反射型記録媒体であり、本出願人によって出願された韓国特許出願第10−2007−0081445号に開示されている。] 図3
[0089] 図3を参照するに、ホログラフィック情報記録媒体300は、基板310と、サーボ層320と、バッファ層330と、反射層340と、スペース層350と、記録層360と、カバー層370とが順次に積層された構造を有することができる。サーボ層320は、サーボ情報が書き込まれた層であり、サーボ光を反射させる。バッファ層330は、透明な材質に形成されたり、サーボ光の波長に対しては透明であり、記録/再生のための光の波長に対しては吸収する材質で形成されもする。反射層340は、信号光(Ls)を反射させる。この反射層340で反射された信号光(Ls)は、記録層350内の1焦点F(図4)に集光される。反射層340は、サーボ具現に使われる光については、透過するように設計され、ホログラム記録位置をそのまま通過した参照光(Lref)が、この反射層340で反射され、ホログラム記録位置に再び戻ることによって、ノイズとして作用しないように、ノイズ低減のために参照光(Lref)は、透過するように設計されることが望ましい。スペース層350は、記録層360と反射層340との間の空間を確保するための層である。記録層360は、光を吸収すれば、屈折率が変わる光反応性物質から形成されうる。例えば、記録層360は、フォトポリマー(photo polymer)や熱可塑性物質によって形成されうる。カバー層370は、記録層360を外部から保護するための層である。] 図3 図4
[0090] 以下、図4ないし図8を参照しつつ、前述の本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の記録/再生方法について説明する。] 図4 図8
[0091] まず、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の記録モードについて説明する。図4は、記録モードで、図3のホログラフィック情報記録媒体300に、信号光(Ls)と参照光(Lref)とが照射される光路を概略的に図示した図であり、図5は、図4のA領域を拡大した図である。] 図3 図4 図5
[0092] 図4を参照するに、互いに直交するP偏光とS偏光とをそれぞれ有する信号光(Ls)及び参照光(Lref)を、波長板及び対物レンズ20を経由してホログラフィック情報記録媒体300の同一面に入射させる。] 図4
[0093] 前記信号光(Ls)は、ホログラフィック情報記録媒体300のカバー層370及び記録層360を経て、反射層340で反射された後、記録層360内の1つの焦点Fに集束され、参照光(Lref)は、カバー層370を通過した後、直ちに記録層360内の焦点Fに集束される。]
[0094] このように、信号光(Ls)のスポットと参照光(Lref)のスポットとが前記焦点Fで重なることによって、干渉紋が形成される。かような干渉紋は、信号光(Ls)の変調された状態によって、その形状が異なるので、干渉紋によって情報が記録されうる。図5は、図4で、信号光(Ls)と参照光(Lref)との焦点F付近Aを拡大したものであり、干渉紋が形成されているところを示す。かような干渉紋は、同一面上でトラックに沿って記録され、ホログラフィック記録層360内に単層の情報面365をなすことができ、ホログラフィック記録層360の深さ方向に、信号光(Ls)及び参照光(Lref)の焦点位置を異にさせつつ干渉紋を重畳することによって、多層に記録できる。ホログラフィック情報記録媒体300には、各焦点Fごとに単一ビット(single bit)の情報が干渉紋に込められるマイクロ・ホログラフィ方式で情報が記録されうる。しかし、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、前記焦点Fで、信号光(Ls)のスポットと参照光(Lref)のスポットとが重なり、立体的に干渉紋が形成されて多数の情報が同時に書き込まれるボリューム・ホログラフィック方式で情報が記録されもする。] 図4 図5
[0095] 図6は、ホログラフィック情報記録媒体300に入射された信号光(Ls)と参照光(Lref)との偏光状態の一例を示す図である。図6を参照するに、信号光(Ls)並びに参照光(Lref)は、互いに異なる線偏光を有し、1/4波長板25に入射される。例えば、信号光(Ls)は、P偏光状態で1/4波長板25に入射され、参照光(Lref)は、S偏光状態で1/4波長板25に入射される。信号光(Ls)は、1/4波長板25を通過しつつ、例えば、右円偏光(R)の光に偏光状態が変わり、参照光(Lref)は、1/4波長板25を通過しつつ左円偏光(L)の光に偏光状態が変わる。右円偏光(R)の信号光(Ls)は、反射層340でそのまま反射されて右円偏光を維持する。反射された右円偏光(R)の信号光(Ls)は、情報面365で焦点を結ぶ。一方、左円偏光(L)の参照光(Lref)は、カバー層370を通過した後、すぐに情報面365で焦点を結ぶ。情報面365で出合う信号光(Ls)並びに参照光(Lref)は、互いに対面する側に進みつつ、円偏光の方向が反対であるから、信号光(Ls)の電界ベクトルと、参照光(Lref)の電界ベクトルとが同一方向に回転し、従って、記録面365で干渉を起こす。かような干渉は、光反応性物質からなるホログラフィック記録層360に情報を記録させる。] 図6
[0096] 次に、図7を参照しつつ、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置の再生モードについて説明する。図7は、再生モード時に、ホログラフィック情報記録媒体300に入射される光の光路及び偏光状態の一例を示す図である。] 図7
[0097] 図7を参照するに、再生のために参照光(Lref)をホログラフィック情報記録媒体300に照射する。参照光(Lref)は、1/4波長板25及び対物レンズ20を経て、記録層360内の情報が記録された情報面365に直ちに焦点が結ばれる。一方、S偏光の参照光(Lref)は、1/4波長板25を介して、左円偏光(L)状態になり、対物レンズ20を経て、ホログラフィック情報記録媒体300に入射される。左円偏光(L)状態で入射された参照光(Lref)は、干渉紋によって情報が記録された情報面365で回折、すなわち反射され、さらに対物レンズ20に向かう。情報面365で反射される再生光(Lr)は、光の進行方向を変えるだけであり、電界ベクトルの回転方向を変えないので、右円偏光(R)状態となる。右円偏光(R)の反射された再生光(Lr)はまた、1/4波長板25を経由しつつP偏光に変換され、記録モード時の信号光(Ls)の光路を逆に進行し、図1に図示さているように、第2
1/2波長板59が波長板として機能を行わないので、第2光路変換器58で反射され、第1光路変換器52で反射されて第1光検出器30で検出される。] 図1 図7
[0098] 次に、図8を参照しつつ、本発明の一実施形態によるホログラフィック情報記録/再生装置のサーボ情報検出について説明する。図8を参照するに、一方向の線偏光、例えば、P偏光のサーボ具現に使われる光(Lser)は、図1の調整光学系100を経つつS偏光になり、1/4波長板25と対物レンズ20とを経由し、ホログラフィック情報記録媒体300に入射される。前記光(Lser)は、1/4波長板25を通過しつつ左円偏光に変換される。ホログラフィック情報記録媒体300に入射された光(Lser)は、サーボ層320で反射され、サーボ情報を有するサーボ光(Lser’)になる。このとき、サーボ光(Lser’)は、偏光ベクトルの回転方向は変わらないが、光の進行方向が反対になるので、左円偏光が右円偏光になる。反射されたサーボ光(Lser’)はまた、1/4波長板25を経てP偏光に変換され、記録または再生モード時の参照光(Lref)の光路を逆に進み、S偏光になって第4光路変換器63に入射され、第4光路変換器63及び第3光路変換器61を順に透過し、サーボ光学系200の第5光路変換器230で反射され、第2光検出器270で検出される。] 図1 図8
[0099] 以上、本発明によるホログラフィック情報記録/再生装置、及びこれに適したホログラフィック情報記録媒体について、図面を参照しつつ具体的に例を挙げて説明したが、それらは、例示的なものに過ぎず、当分野で当業者であるならば、それらから多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解することが可能であろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によって決まるものである。]
权利要求:

請求項1
光を出射する光源と、記録モード時に、前記第1光源から出射された光から同一面を介してホログラフィック情報記録媒体に入射される、互いに直交する偏光の信号光及び参照光を形成する偏光形成光学系と、前記偏光された信号光及び参照光を前記ホログラフィック情報記録媒体内に集束させ、干渉紋によって情報を記録させる集束光学系と、前記偏光された信号光と参照光との焦点位置を合わせ、該信号光と参照光との経路差を調整するための調整光学系とを含み、前記調整光学系は、前記ホログラフィック情報記録媒体に照射される前記偏光された信号光と参照光との焦点位置を合わせるための第1調整部材と、前記偏光された参照光と信号光との経路差を調整するための第2調整部材と、前記第1光学系から入射される互いに直交する偏光の信号光及び参照光を、偏光によって2つの経路に分離し、偏光された信号光は、前記第1調整部材に向かわせ、偏光された参照光は、前記第2調整部材に向かわせる偏光分離素子とを含むホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項2
前記第1調整部材は、入射光の反射角度を二次元的に調整する二次元チルトミラーであることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項3
前記第2調整部材は、入射光の光路長を調整する並進ミラーであることを特徴とする請求項2に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項4
前記第1調整部材は、入射光の反射角度を調整する一次元チルトミラーであることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項5
前記第2調整部材は、入射光の光路長を調整することができ、前記第1調整部材とは異なる方向に入射光の反射角度を調整する並進/一次元チルトミラーを含むことを特徴とする請求項4に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項6
前記調整光学系は、前記偏光分離素子と前記第1調整部材との間に、第11/4波長板、前記偏光分離素子と前記第2調整部材との間に、第21/4波長板をさらに含み、前記偏光分離素子は、偏光ビームスプリッタであることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項7
前記第1調整部材には、前記偏光された信号光が入射され、前記第2調整部材には、前記偏光された参照光が入射されることを特徴とする請求項6に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項8
前記第1調整部材には、前記偏光された信号光が入射され、前記第2調整部材には、前記偏光された参照光が入射されることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項9
前記ホログラフィック情報記録媒体は、記録層及び反射層を具備し、前記集束光学系は、前記偏光された信号光は、前記ホログラフィック情報記録媒体の記録層を経て反射層で反射された後、前記記録層内に集光させ、前記偏光された参照光は、前記記録層を通過したり、前記反射層で反射されることなしに、前記記録層内に直ちに集光させることを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項10
前記偏光形成光学系は、記録モード時には、前記第1光源から出射された光の偏光を、直交する2つの偏光を含むように変え、再生モード時には、前記第1光源から出射された光を偏光変化なしにそのまま通過させる能動型偏光変換素子を具備することを特徴とする請求項9に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項11
前記偏光形成光学系は、前記能動型偏光変換素子によって互いに直交する偏光に形成された信号光及び参照光の光路を分離して進行させた後でその光路を結合し、前記調整光学系に入射させることを特徴とする請求項10に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項12
前記偏光形成光学系は、前記能動型偏光変換素子側から入射される光を、偏光によって第1光及び第2光に分離する第1光路変換器と、前記第1光路変換器によって分離された第1光及び第2光が交差する位置に配され、入射される光を、偏光によって分離する第2光路変換器と、前記第1光路変換器によって分離された第1光及び第2光を、前記第2光路変換器に交差するように入射させるように、第1光及び第2光の光路を折り曲げる第1ミラー及び第2ミラーと、前記第1光及び第2光がいずれも前記第2光路変換器で交差するように透過または反射するように、前記第1光及び第2光のうち1つの光の経路上の前記第2光路変換器の両側に配され、1つの線偏光を他の偏光に変化させ、前記第1光及び第2光が同一偏光状態で、前記第2光路変換器を通過させる第11/2波長板及び第21/2波長板と、前記第2光路変換器を経由した第1光及び第2光の経路を一つにするための光路結合ユニットとを含み、前記第1光及び第2光のうち一つは偏光された信号光、他の一つは偏光された参照光であることを特徴とする請求項11に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項13
前記光路結合ユニットは、前記第2光路変換器側から入射される光は無条件反射させる第3光路変換器と、前記第1光及び第2光のうち、前記第2光路変換器から前記第3光路変換器に向かわない光の経路を折り曲げ、第1光及び第2光を交差させる第3ミラーと、前記第3光路変換器及び第3ミラーによって交差するように入射される互いに異なる偏光の第1光及び第2光の経路を結合させる第4光路変換器とを含むことを特徴とする請求項12に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項14
前記第11/2波長板及び第21/2波長板のうち、前記第1光路変換器から前記第2光路変換器に入射される第1光または第2光が前記第2光路変換器を経由した後に出合う1/2波長板は、再生モード時には、入射される光を偏光変化なしにそのまま通過させるように動作される能動型波長板であることを特徴とする請求項12に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項15
前記集束光学系は、対物レンズを含むことを特徴とする請求項11に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項16
前記集束光学系は、前記偏光された信号光及び参照光の焦点位置を、前記ホログラフィック情報記録媒体の深さ方向に沿って可変させる焦点可変レンズユニットをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項17
前記焦点可変レンズユニットは、それぞれ偏光された信号光及び参照光が独立して進行する経路上に配される第1焦点可変レンズユニット及び第2焦点可変レンズユニットを含むことを特徴とする請求項16に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項18
前記対物レンズと調整光学系との間に入射光の偏光を変える波長板をさらに具備し、再生モード時に、前記ホログラフィック情報記録媒体から再生された再生光を受光する光検出器をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項19
前記第1調整部材には、偏光された信号光が入射され、前記第2調整部材には、偏光された参照光が入射されることを特徴とする請求項9に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項20
前記ホログラフィック情報記録媒体に、サーボ情報を記録及び/または再生するためのサーボ光学系をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のホログラフィック情報記録/再生装置。
請求項21
出射された信号光と参照光との焦点位置をホログラフィック情報記録媒体に合わせる第1調整部材と、前記信号光と前記参照光との間の光路差を補正するように、前記信号光及び参照光間の光路差を調整する第2調整部材と、前記信号光及び前記参照光の偏光に基づき、前記信号光と前記参照光とを前記信号光のための第1光路と、前記参照光のための第2光路とに分離し、前記信号光を前記第1調整部材に向かわせ、前記参照光を前記第2調整部材に向かわせる偏光分離素子とを具備するホログラフィック記録及び/または再生装置の調整光学系。
請求項22
前記偏光分離素子と前記第1調整部材との間に配された第11/4波長板と、前記偏光分離素子と前記第2調整部材との間に配された第21/4波長板とをさらに具備することを特徴とする請求項21に記載の調整光学系。
請求項23
前記偏光分離素子は、偏光ビームスプリッタであることを特徴とする請求項21に記載の調整光学系。
請求項24
前記第1調整部材は、入射光の反射角度を調整する一次元チルトミラーであることを特徴とする請求項21に記載の調整光学系。
請求項25
前記第2調整部材は、入射光の光路長さを調整し、入射光の反射角度を、前記第1調整部材による入射光の反射角度と異なる方向に調整する並進/一次元チルトミラーであることを特徴とする請求項21に記載の調整光学系。
請求項26
光源から出射された光を第1偏光の光及び第1偏光の光に直交する第2偏光の光に変える第1偏光変換素子と、前記第1偏光の光及び前記第2偏光の光を分離する第1光路変換器と、第2光路変換器で、前記第1偏光の光が前記第2偏光の光を横切るように、前記第1偏光の光の経路を折り曲げる第1ミラー、及び前記第2偏光の光の経路を折り曲げる第2ミラーと、前記第1偏光の光または前記第2偏光の光を異なる偏光状態に変換し、前記第1偏光の光及び前記第2偏光の光が同一偏光状態で、前記第2光路変換器を透過するように、前記第1偏光の光及び前記第2偏光の光の経路のうち一つに配列され、前記第2光路変換器の互いに異なる側に配列された第1半波長板及び第2半波長板と、前記第1偏光の光及び前記第2偏光の光が前記第2光路変換器を透過した後、前記第1偏光の光及び前記第2偏光の光の経路を結合させる光路結合ユニットとを具備し、前記第1偏光の光及び前記第2偏光の光のうち一つは信号光、残り一つは参照光であるホログラフィック記録及び/または再生装置の偏光された光形成光学系。
請求項27
前記第1半波長板及び前記第2半波長板のうち一つは、ホログラフィック記録及び/または再生装置が、ホログラフィック情報記録媒体からデータを再生する再生モードであるとき、光の偏光変化なしに入射光を通過させる能動型波長板であることを特徴とする請求項26に記載の偏光された光形成光学系。
請求項28
第1光源と、前記第1光源から出射された光から互いに直交する偏光を有する偏光された参照光及び偏光された信号光を作る偏光形成光学系と、干渉パターンを介して情報を記録するように、ホログラフィック情報記録媒体の同一面に、前記偏光された参照光及び前記偏光された信号光をフォーカシングするフォーカシング光学系と、前記信号光及び前記参照光間の経路差を補正するように、前記偏光された参照光及び前記偏光された信号光間の経路差を補正する調整光学系とを具備するホログラフィック記録及び/または再生装置。
請求項29
サーボ情報を前記ホログラフィック情報記録媒体に記録及び/または再生するサーボ光学系をさらに具備することを特徴とする請求項28に記載のホログラフィック記録及び/または再生装置。
請求項30
前記サーボ光学系は、P偏光された光を出射する第2光源と、前記P偏光された光を透過させ、S偏光された光を反射させる光路変換器と、サーボ光の焦点位置を、前記ホログラフィック情報記録媒体内で変化させる焦点調整可能なレンズユニットとを具備することを特徴とする請求項29に記載のホログラフィック記録及び/または再生装置。
請求項31
前記サーボ光学系は、前記P偏光された光を回折させ、サーボエラー信号検出が可能なように、前記第2光源と前記光路変換器との間に配された回折グレーティングをさらに具備することを特徴とする請求項30に記載のホログラフィック記録及び/または再生装置。
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2012-01-17| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120116 |
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申请号 | 申请日 | 专利标题
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